
日本遺産に認定されている地域には
美味しいものがたくさんあります!
日本の文化と歴史を、舌でも堪能するべく、
日本遺産の地を訪れてみるのはいかがでしょうか。
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日本遺産にゆかりのある食べ物や
一〇〇年フードをチェックすべしどのような食べ物があるのか、
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食べたいものは現地で味わうべし
空気や水は調味料。
きっと日本遺産の地ならではの味があるはず。 -
食べたいものを見つけたら
みんなにもおすそわけすべしXで食べたいものを応援しよう!
人気上位は後日発表予定。
100年フードって何?
文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取組を推進しています。
エントリー紹介INFORMATION
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ストーリー#068
【北海道】小樽あんかけ焼そば
100年フード
港町として発展した時代から労働者や庶民の身体を温めた”小樽の味”「小樽あんかけ焼そば」は、よく焼いた麺と多めの“あん”を特徴とするものの、明確な定義はありません。ないからこそ、約70年の歴史の中で各店の創意工夫により、独自の進化を遂げ、いつしか小樽市民のソウルフードとして定着したと言えます。
- 関連ストーリー
- #068 本邦国策を北海道に観よ!
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ストーリー#020
【山形】出羽三山の精進料理
出羽三山の精進料理は、出羽三山の修験道によって育まれた料理。山の恵みをいただき、伝統の技法によって丁寧に手間をかけて調理されています。羽黒山山頂にある斎館や羽黒山麓の手向(とうげ)宿坊街などで召し上がることができます。
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- #020 自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』
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ストーリー#056
【山形】山形芋煮
100年フード
江戸時代、紅花を運んだ最上川の船頭が、地元の里芋と帰り荷の棒鱈を河原で煮て食べたことが発祥と伝わる山形の郷土料理。河原で食す「芋煮会」は山形の秋の風物詩。現在の牛肉スタイルになったのは明治の初期と言われています。
- 関連ストーリー
- #056 山寺が支えた紅花文化
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ストーリー#022
【福島】鯉食
猪苗代湖からのミネラル豊富な水で育った郡山の鯉は、泥臭さがなく、身はみずみずしい桜色。脂ののりも申し分なく、どんな料理にもよく合います。寒い気候で育てるため、身がプリプリと引き締まって食感のよい「あらい(刺身)」や中骨まで食べられるように炊きあげた「甘露煮」など、さまざまな味が楽しめます。
- 関連ストーリー
- #022 未来を拓いた「一本の水路」
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ストーリー#086
【茨城】牛久ワイン
100年フード
120年以上前の日本ワイン黎明期に牛久シャトーで醸造された「牛久葡萄酒」(牛久ワイン)はフランスに留学し技術や知識、最新の機械を持ち帰った養子・神谷傳蔵の技術指導により、国内外の数々の名誉ある賞を受賞しました。戦後、牛久ワインの醸造量は減少しましたが、2020年には「日本ワイン140年史~国産ブドウで醸造する和文化の結晶~」というストーリーで山梨県甲州市とともに文化庁より日本遺産に認定されました。
- 関連ストーリー
- #086 日本ワイン140年史
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ストーリー#002
【群馬】桐生うどん
100年フード
桐生でうどんがよく食べられるようになったのは、多くの女性が織物の仕事をしていたことから、作り置きができて調理も手軽、手早く食べることができたうどんが役に立ったことが理由だと言われています。桐生うどんは、麺の幅が広い「ひもかわ」が有名で、テレビなどで何度も紹介されるなど、大変人気となっています。
- 関連ストーリー
- #002 かかあ天下
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ストーリー#070
【群馬】館林のうどん
江戸期に「饂飩粉」(小麦粉)は館林藩の特産として将軍家へ献上されていた。「里沼」と利根川・渡良瀬川 がもたらす豊富な水資源が小麦粉栽培に適した肥沃な大地を生み、長い日照時間と赤城おろしと呼ばれるからっ風による乾燥した気候からうどんの産地となった。“麦都”館林のもてなし文化に欠かせない名産品である。
- 関連ストーリー
- #070 里沼(SATO-NUMA)
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ストーリー#023
【千葉】北総四都市の日本酒
北総四都市(佐倉市・成田市・佐原市・銚子市)は、百万都市江戸に隣接し、利根川東遷により発達した水運と江戸に続く街道により、多くの物産を江戸に供給し、その暮らしや経済を支えました。江戸時代から続く酒蔵も多く、日本が誇る「発酵」技術により造られた名酒をぜひ堪能ください。酒蔵等の詳細情報は、北総四都市江戸紀行HPからご覧ください。
佐倉の地酒 旭鶴
蔵元直売店「長命泉」
鍋店 鍋屋源五右衛門
東薫酒造
馬場本店酒造
小見川の酒蔵「飯田本家」銘酒大姫
小林酒造
石上酒造- 関連ストーリー
- #023 「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」
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ストーリー#088
【東京】桑都・八王子のふるさと料理~桑都焼き・かてめし~
100年フード
八王子の学校給食では、子どもたちに歴史文化や伝統、郷土の魅力を伝えながら地域への愛着を育むことを目指し、地場食材を使ったふるさと料理を提供してきました。ミネラルたっぷりの桑の葉粉を使った「桑都焼き」、具だくさんのまぜごはん「かてめし」で、桑都の文化を紡ぎます。
- 関連ストーリー
- #088 霊気満山 高尾山
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ストーリー#025
【神奈川】けんちん汁
現在日本各地で食べられている「けんちん汁」は、鎌倉市の建長寺「建長汁」が発祥であると言われています。建長寺のけんちん汁は精進料理であるため野菜がたっぷり入っていますが、その他にもくずした豆腐が入っており、これにも修行僧が落とした豆腐を初代住職が拾って入れたという逸話が残っています。
- 関連ストーリー
- #025 「いざ、鎌倉」
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ストーリー#003
【富山】昆布おにぎり
江戸期、北前船により北海道から大量の昆布が運ばれたことをきっかけに様々な昆布料理が高岡に根付きました。その代表的なものが「とろろ昆布おにぎり」。おにぎりの具材として入っているのではなく、とろろ昆布で包んだおにぎりのこと。高岡市内のおみあげ店やスーパーでも手に入りやすく、種類も豊富です。
- 関連ストーリー
- #003 加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡
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ストーリー#059
【富山】よごし
100年フード
調理法がシンプルで特別な材料も必要なく、調理に手間もかからないため、家庭料理として暮らしに根付いている郷土料理。使われる野菜はこれといった決まりがなく季節も問わない。味噌をベースに味付けをアレンジする人もおり、家庭ごとに味の違いがある。
- 関連ストーリー
- #059 宮大工の鑿一丁から生まれた木彫刻美術館・井波
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ストーリー#039
【石川】美川のふぐの子糠漬
100年フード
北前船で栄えた港町、白山市美川地区で古くから作られてきた「美川のふぐの子糠漬」は、危険な食材であるふぐの卵巣を、発酵の力により無毒化し、珍味に昇華させた発酵食品です。糠の風味とともに、濃い塩味の奥から来るチーズにも似た芳醇なうまみは、ひと口食べれば病みつきになること請け合いです。先人の知恵と創意工夫で生まれた「奇跡の発酵食品」をぜひご賞味ください。
- 関連ストーリー
- #039 荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間
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ストーリー#060
【山梨】甲州ワイン
日本固有のぶどう品種であり、2010年にはOIV(国際ブドウ・ワイン機構)に国内品種として初めて登録承認された「甲州」を使用して醸造されたワイン。同じ「甲州」であっても栽培される地域、場所によって土壌や気象が微妙に異なり、違うテロワールを持っており、海外からも注目を集めています。
- 関連ストーリー
- #060 葡萄畑が織りなす風景
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ストーリー#093
【長野】松茸
秋の味覚の王様といえば、松茸。長野県上田市、とくに市内南西部に位置する塩田平エリアは松茸の産地として知られており、神宿る山の幸である松茸のコース料理が味わえる「松茸小屋」が9月から11月の季節限定であちこちにオープンします。
- 関連ストーリー
- #093 レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地」
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ストーリー#006
【岐阜】岐阜の鵜匠家に伝わる鮎鮨
100年フード
元和元年(1615)、鮎鮨を将軍家に献上する制度が始まり、岐阜の鮎鮨は将軍家の御膳御用となりました。献上鮎鮨は、鵜飼で捕れた鮎を用いて岐阜町の御鮨所でつくられ、江戸城へ届けられました。現在鵜匠家に伝わる鮎鮨は献上鮎鮨と製法が似ており、その伝統を引き継ぐものです。
- 関連ストーリー
- #006 「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜
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ストーリー#094
【静岡】大井川のお茶請け食文化
100年フード
瀬戸の染飯とは、東海道沿いの藤枝の茶屋にて販売されてきた、“おむすび弁当”のようなもの。もち米を蒸した強飯をクチナシの実で黄色く染めてすりつぶし、小判の形などに薄く延ばし干してつくられています。乾燥したクチナシの実は消炎・解熱などに効果のある漢方薬として知られており、旅人にとって足腰の疲れを癒すと評判だったそうです。
- 関連ストーリー
- #094 日本初「旅ブーム」を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅
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ストーリー#008
【滋賀】鮒ずし
伝統的な郷土料理で、塩漬けした鮒と米を漬け込み、乳酸発酵させて作る「なれずし」の一つです。発酵食品のため独特な香りと酸味のある味を有しますが、慣れてくるとクセになる方が続出します。スライスしてそのまま食しても良し、お茶漬けにしても良し、お酒のお供にもビッタリです。
- 関連ストーリー
- #008 琵琶湖とその水辺景観
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ストーリー#075
【大阪】泉州水なす
水なすは泉州地方でしか育たない上、生産農家では先祖代々からその種や栽培技術は門外不出とされてきたため、「水なすは大和川を越えず」と言われるほど地域限定の農産物です。一説には泉佐野市に「日根野あずきに上之郷なす」という諺があることから、水なすの発祥の地は和泉の国上之郷村(現在の泉佐野市上之郷近辺)とも考えられています。
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- #075 旅引付と二枚の絵図が伝えるまち
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ストーリー#076
【大阪】天野酒
構成文化財の金剛寺では、中世に河内国酒「天野」を製造。寺には、酒に関する羽柴(豊臣)秀吉などからの書状も遺る。市内唯一の造り酒屋である「西條合資会社」では、中世の酒造技術書「御酒之日記」を元に「僧房酒」を再現。甘口を追求し、日本酒度マイナス110度を実現した唯一無二の日本酒である。
- 関連ストーリー
- #076 中世に出逢えるまち
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ストーリー#045
【兵庫】朝倉山椒
100年フード
朝倉山椒は、養父市八鹿町朝倉が発祥の山椒で、大名が特別に献上する高級贈答品として珍重され、豊臣秀吉が白湯に焦がした山椒を入れて飲み「風流」と喜んだという記録や生野奉行の間宮直元が徳川家康に献上したという記録が残っています。他の山椒に比べて柑橘系の爽やかでフルーティーな香りがします。
- 関連ストーリー
- #045 播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道
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ストーリー#097
【兵庫】伊丹と灘五郷の日本酒
清酒発祥の地とされる伊丹や、現在日本の約25%のシェアを誇る灘五郷の酒造家たちは、江戸時代、優れた技術、良質な米と水、酒輸送専用の樽廻船によって、「下り酒」と称賛された上質の酒を江戸へ届け、清酒のスタンダードを築きました。400年の伝統と革新を感じながら清酒を味わってみませんか。
- 関連ストーリー
- #097 「伊丹諸白」と「灘の生一本」
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ストーリー#044
【奈良】三輪そうめん
100年フード
江戸時代の美食カタログ「日本山海名物図絵』によると、当時からそうめんが全国で楽しまれ、三輪そうめんは日本一と絶賛されていたことがわかります。良質の小麦粉と塩、三輪の清水、三輪山から盆地に吹き下ろす北風〈三輪おろし〉。三輪そうめんのおいしさは、この地ならではの恵まれた気候風土の賜物です。さらに、国の定める品質表示基準よりも厳しい自主基準を設け、工程のすべてに人の手が加わる伝統製法が受け継がれています。
- 関連ストーリー
- #044 1400年に渡る悠久の歴史を伝える「最古の国道」
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ストーリー#032
【和歌山】鯨料理(鯨大和煮)
鯨肉は他の食肉と比べても、高タンパク・低脂肪・低カロリーの体にやさしいヘルシーなお肉です。また、EPAやDHAも多く含まれています。生活習慣病や食物アレルギーを起こしにくいといわれる鯨肉は人が健康であるために有効な食材です。鯨大和煮は、その鯨肉を甘辛い味付けで煮た、ご飯が進む一品です。
- 関連ストーリー
- #032 鯨とともに生きる
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ストーリー#033
【鳥取】大山おこわ
100年フード
大山おこわは大山山麓地域の伝統食の一つとして親しまれています。醤油をベースに砂糖の甘さをほんのりと加えた優しい味は、お祝い事などのハレの日に食べられています。具材は干しシイタケや人参・ごぼうに加え、大山山麓で採れる栗やキノコ、山菜、鶏肉、ちくわなど季節や地域によっても様々です。
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- #033 地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市
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ストーリー#079
【島根】大田の箱ずし
100年フード
箱寿司は、ご飯、具材、ご飯、錦糸卵の順番で木枠に入れ、上から圧をかけることで形成していく、いわゆる押し寿司です。肉や魚などは使わず、具材は人参、かんぴょう、しいたけ、油揚げ、ストかまなどを細かく切って、甘辛く炊いたものを使います。地域の祭りなど、ハレの日には欠かせない、素朴な大田市の味です。
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ストーリー#001
【岡山】純米吟醸酒『備前井田』
江戸時代、備前藩(現岡山県)に作られた世界最古の庶民の学校・閑谷学校と、その経営を支えるために元禄元(1688)年に完成した学校田・井田。日本酒『備前井田』は、往時の姿を残す井田跡水田で栽培された米で仕込んだ純米吟醸酒です。悠久の歴史に思いを馳せながら、甘口フルーティなお酒を味わってみませんか?
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- #001 近世日本の教育遺産群
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ストーリー#049
【岡山】ばらずし
瀬戸内の豊富な海産物と、温暖な気候風土から作られる農産物を惜しげもなく使った郷土料理。江戸時代、「食膳は一汁一菜とする」という質素倹約令に反発して作られました。倉敷の商家では、祭りの日など「ハレの日」に、隣人を自宅に招き、振舞っています。
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- #049 一輪の綿花から始まる倉敷物語
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ストーリー#064
【岡山】きびだんご
桃太郎伝説の地・岡山を代表する銘菓です。桃太郎が鬼退治の際に犬・猿・雉に与えた黍団子がモチーフとなっており、江戸時代には吉備津神社の門前で土産として売られ、吉備の地名に由来するともいわれています。やわらかい食感と、素朴でほんのり甘く優しい味わいが特徴です。
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- #064 「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま
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ストーリー#102
【岡山】JAPANRED備中吹屋ブランド認定商品 吹屋の和紅茶
日本遺産に認定された吹屋の魅力発信等を目的とした『JAPANRED備中吹屋』ブランド認定制度の認定商品です。原料となる茶葉は高梁で栽培している茶畑から、緑茶品種の茶葉を摘んで紅茶に仕上げています。外国産の紅茶と比べて渋みが少なく、吹屋の紅をイメージして水色がやや濃くなるように夏摘み、秋摘みをブレンドして紅茶に仕上げています。コクのある味で、ミルクティーに合います。
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- #102 「ジャパンレッド」発祥の地
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ストーリー#035
【広島】海軍ゆかりの食文化~海軍カレー・ビーフシチュー・肉じゃが~
100年フード
海軍舞鶴鎮守府初代司令長官・東郷平八郎がイギリス留学中に食べたビーフシチューの味が忘れられず、料理長に命じてつくらせようとしたところ、ワインもデミグラスソースもなく醤油や砂糖で味付けしたのが現在の「肉じゃが」のルーツと言われている。舞鶴市と呉市の2市では、「肉じゃが発祥の地論争」が繰り広げられている。
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- #035 鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴
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ストーリー#065
【広島】保命酒
保命酒はもち米を原料に16種類のハーブを漬け込んだ和製リキュール。甘く優しい口当たりと薬味の滋味深く爽やかな香りが特徴。江戸時代に漢方医の中村吉兵衛が作ったと言われ、ペリー来航の際に供されました
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- #065 瀬戸の夕凪が包む 国内随一の近世港町
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ストーリー#051
【高知】ゆず料理
100年フード
ゆずは1000年以上日本人に親しまれてきた和食には欠かせない食材。 中芸地域では家庭料理としても食され、宴会料理にも欠かすことができません。 ゆず寿司、ゆず酒など、ゆずを使った様々な料理があります。
- 関連ストーリー
- #051 森林鉄道から日本一のゆずロードへ
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ストーリー#016
【福岡】鶏ぼっかけ
100年フード
鶏ぼっかけは、ぼっかけめしとも呼ばれ、主に酒宴の「しめ」に食べるもので、古くは、江戸時代の庚申講で提供されたことが語り伝えられています。また、昭和の時代も、まだ鶏肉が貴重だった頃には、ご馳走としてお祝い事や大事な来客の際に振る舞われました。その後も、家庭ごとに味付けや調理法が受け継がれ、地域の集まりなどで振る舞われてきました。
- 関連ストーリー
- #016 古代日本の「西の都」
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ストーリー#017
【長崎】壱岐の麦焼酎
・壱岐焼酎についての最古の記述は、寛政7(1791)年の『町方仕置帳』に記されますが、『朝鮮王朝(李朝)実録』によると文明9(1477)年に琉球に蒸留酒があった旨の記述があり、当時朝鮮半島と琉球の交易路の拠点であった壱岐島でも蒸留酒があったと考えられています。
・壱岐島では伝統的にハレの日に清酒を、日常的には焼酎を飲んでおり、また農家では不時の来客があれば焼酎を進めることが礼儀とされています- 関連ストーリー
- #017 国境の島 壱岐・対馬・五島
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ストーリー#037
【長崎】冷汁
窯焚き職人たちが、暑い夏場に好んで食した波佐見の伝統的な郷土料理。キュウリなどの夏野菜を使った味噌味ベースの汁を御飯の上にかけています。
- 関連ストーリー
- #037 日本磁器のふるさと 肥前
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ストーリー#053
【熊本】赤酒
米からつくられていて製造途中に保存のため木灰を入れるのが特徴で、赤褐色をしている。江戸時代、熊本藩の「お国酒」としてつくられ幕府にも献上された。戦時中に製造が禁止されたが、要望が高まり戦後に製造が再開され現在にいたる。当地域のお屠蘇に欠かせない特別な酒である。また、みりんの代わりとしても愛用される。
- 関連ストーリー
- #053 米作り、二千年にわたる大地の記憶
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ストーリー#083
【沖縄】豆腐よう
島豆腐を米麹や泡盛に漬けて発酵させたもの。琉球王国時代に中国から伝わったと言われています。泡盛とチーズのような風味を感じる濃厚な味わいで、酒の肴に適しています。