奇岩の連なる大分県の渓谷 耶馬渓(やばけい)は、山国川が溶岩台地を侵食することで誕生しました。競秀峰(きょうしゅうほう)は、そんな耶馬渓を代表する景勝地の1つです。この地の山水画のような風景は古くから文人・画人の憧れの地となっており、その岩から仏、石橋、洞門、庭園といった優れた作品が生み出されてきました。『学問のすゝめ』などの著書で有名な福沢諭吉は、故郷中津にあるこの競秀峰を身銭を切って買い上げ、開発の危機から救ったそうです。
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