四国遍路の歴史は、真言宗を開いた僧侶・弘法大師が修行した聖地への巡礼に始まり、江戸時代になって広く民衆の間に広まっていきました。白装束を着た「お遍路さん」が各地を行き交う風景も地域の風物詩となっています。この地には、地域が一体となって四国遍路を支える「お接待」文化が根付いており、お遍路さんに対して、食事や飲み物を振る舞う、道に迷ったときは道を案内する、時には「善根宿(ぜんこんやど)」と呼ばれる無料の宿やお風呂を提供するといった援助が行われているそうです。
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