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令和元年度 咸宜園教育研究センター公開講座第6講のご報告

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12月6日(金)にアオーゼにて、令和元年度 咸宜園教育研究センター公開講座第6講を開催しました。演題は「藤沢東畡(とうがい)・南岳(なんがく)と泊園書院」で、講師は関西大学教授の吾妻 重二 先生でした。
講演では、泊園書院について、大きく分けて、下記の項目から学びました。
・泊園書院について(歴史、特色、歴代院主、門人たち)
・漢学と日本の学問所
・東畡と旭荘(きょくそう)

泊園書院は、文政8年(1825)、藤沢東畡によって大阪市中に開かれた漢学塾で、幕末・維新期には大阪最大の私塾として全国から門人が集まりました。泊園書院は、日本社会の変化激動とじかに切り結んだ学問所であり、日本の開国や近代化を支える多くの人材を生んだそうです。そして東畡は、咸宜園二代目塾主の廣瀬旭荘が堺にでた頃まもなく大阪で会い、その後二人は逝去するまで末永く交流をつづけ、親睦を深めました。


本講演で令和元年度の公開講座がすべて終了しました。ご講演いただいた先生方、受講生のみなさま、併せて感謝申し上げます。

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