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【くにさきの祭り】まちあげ おモチはかぶるモノです。Tシャツを発売しました!

  • 大分県
2月19日(金)、大分県教育委員会で「道園庚申塔二基 附 庚申待上講関係資料一式」が、近く大分県指定有形民俗文化財となることとなりました。
大分県指定の有形民俗文化財は、豊後高田市では初のことで、日本遺産構成文化財の「中山仙境(夷谷)」とも関係があることから、六郷満山日本遺産推進協議会では本文化財をモチーフにしたグッズ(Tシャツ)を作成・発売いたします。

道園庚申塔は宝暦3年(1753)に建てられ、庚申塔を使って行われる神事「まちあげ」の記録(座元の帳簿など)も宝暦3年からほとんど欠けずに残っています。
猿田彦大神の図像を彫り込んだ庚申塔は珍しく、背面から作者銘(夷谷の板井派仏師の初代:半蔵)も近年発見されました。
まちあげは、庚申講のくにさき独特の形式で、紅白の角餅(鏡餅)を庚申塔の四隅に置き、注連縄と直径50~60cmの笠餅を庚申塔にかぶせ、神職が五穀と御神酒を供えて祝詞を読み上げます。
まちあげの座元はもともと籤で決めており、座元になるとツキが良くなると言われているようです。

インパクト大のデザインにより、庚申塔がおモチをかぶるちょっと不思議な国東半島の文化・文化財を少しでも多くの方に知っていただき、未来へ継承することの一助となれば幸いです。
日本遺産くにさきのグッズは、ネットショップKUNISAKI PEAKS OniLINE(下記リンク1番目)でもお買い求めいただけます!

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