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特別展「備中高梁玉島戊辰の変150年」

  • 岡山県
こんにちは、倉敷市日本遺産推進協議会です。
備中松山藩士熊田竹兵衛の3男として生まれた熊田恰(くまた あたか)は、慶応4年(1868)、鳥羽・伏見の戦いの際、幕府方の藩主・板倉勝静の親衛隊長として大坂詰で活躍しました。
板倉侯から帰藩の命を受けた恰は、備中玉島港に上陸します。しかしこの時、松山藩は鎮撫使(明治維新政府が任命した臨時の征討長官)の征討を受けており、松山藩は恰の帰藩を認めませんでした。事情を知った恰は、行動を共にしている部下150余人の助命を嘆願し、西爽亭の次の間で自刃しました。
この史実は、熊田恰が自らの命と引き替えに多数の部下の命を救い、その結果、幕末の戦禍から玉島が救われた話として、現在も語り継がれています。
特別展では、備中松山藩幕末人物・玉島変遷・剣術などの資料が展示されるほか、端午の節句展も同時開催されます。入場無料。ぜひご来場ください。

[会期]
 平成30年5月3日(祝・木)~13日(日) 9:30~16:30
 ※月曜日は休館です。
[場所]
 倉敷市旧柚木家住宅 西爽亭(倉敷市玉島3-8-25)
[問い合わせ先]
 倉敷市旧柚木家住宅 西爽亭 TEL 086-522-0151

特別展「備中高梁玉島戊辰の変150年」

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