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#070 里沼(SATO-NUMA)
躑躅ヶ岡(躑躅)[つつじが岡公園]
名勝「躑躅ヶ岡(ツツジ)」 昭和9年(1934)12月28日指定 全国に類を見ないツツジの名園で、城沼の南岸の「つつじが岡公園」内に所在する。伝説によれば、17世紀初め、榊原康政が館林城主の時にこの地にツツジを植えたのが「躑躅ヶ岡」の起源というが、それ以前の古文書等にも「躑躅ヶ崎」の地名が見られ、古くから野生のツツジが自生していたと考えられる。江戸時代には歴代城主により大名庭園として保護されてきた。明治維新後、民間払い下げ等によって一時荒廃したが、地域の人々の努力によって整備が行われ、明治18年(1885)に復興開園を遂げ、昭和9年には国の名勝に指定された。園内には、樹齢800年を超えると伝わる樹高5mにもおよぶ古木をはじめ、約1万株のツツジが植えられている。特にヤマツツジ系、オオヤマツツジ系、キリシマツツジ系、リュウキュウ系のツツジには古木や巨樹が多い。城沼に映る満開のツツジの様は、見事な景観となっている。ツツジの園芸品種研究上重要な公園として、またこの地域に残る大名庭園として、大変貴重である。
城沼南岸にあるつつじの名勝地。城沼に入水した女人「お辻」を偲(しの)んでつつじが植えられた伝説があり、歴代の館林城主の保護のもとで、回遊式の大名庭園となった。樹齢800年を超えるヤマツツジやキリシマツツジの古木群など約1万株のつつじが植えられ、城沼と一体となった景観は、「花山」と呼ばれ親しまれている。
【文責】 館林市教育委員会文化振興課
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