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#079 神々や鬼たちが躍動する神話の世界
石州半紙(せきしゅうばんし)
石州半紙は島根県西部の旧石見国地域に伝承 された楮和紙の製作技術で、10世紀初頭には 生産が始まっていた。近世には石州で漉かれる 半紙規格の紙が大阪商人の帳簿で重宝され、 「石州半紙」の名が広く知られるようになった。 紙漉きの製法で生産され、楮のあま皮を残す 独特の処理によって強靭な材質に仕上がる点が 最大の特徴と言える。
地元で栽培された良質の楮(こうぞ)を使用し、微細で強靭で光沢のある和紙。かつては、大阪の商人が石州半紙(せきしゅうばんし)を帳簿に用い、火災のときは保存のため、井戸に投げ込んだと伝えられる。この水に強い特性が、石見神楽面(いわみかぐらめん)における軽さと汗に強い強靭さを両立させていると言え、明治期には、木彫面(きぼりめん)に代わって和紙面が普及することになった要因と言える。
【文責】 浜田市教育委員会文化スポーツ課
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