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#082 薩摩の武士が生きた町
清水氏庭園
志布志麓(ふもと)の武家屋敷にある住宅庭園の一つです。庭園は築山枯山水(つきやまかれさんすい)形式で,二区画に分かれています。主庭と思われる南庭の一番奥につくられた立石の石組みの横には「日露戦争凱旋(がいせん)松」と呼ばれる枝曲りのクロマツがあるほか,イヌマキ,サルスベリ等の景観木が配され,借景として対岸の山並みを望むことができます。
志布志麓に居住していた武士の作庭を基盤として,前川と背後の自然景観を借景としている。
【文責】 鹿児島県教育庁文化財課
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