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#005 海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群
若狭神宮寺
和同7年(714)僧滑元の開創。若狭彦神の人身離脱により創建された寺院として『類聚国史』に記載がある。東大寺別当良弁の出身地とも伝えられるほか、「東大寺要録」の記録どおり、若狭の水を奈良東大寺二月堂に送る「送水神事」を続けており、また境内から平城宮第二次朝堂院様式の瓦が出土し、奈良と若狭の深い関係を顕著に示す寺院。木造男神坐像・女神坐像(国重文(彫刻))を祀っている。
天皇や貴族に庇護された、創建を古代に遡る古刹・仏像が集積しており、奈良・京都とのつながりを色濃く示す歴史的景観を形成している。
【文責】 小浜市文化交流課
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