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#005 海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群
明通寺
大同元年(806)、伏見宮領松永荘の中心地に開創された坂上田村麻呂創建と伝わる真言宗寺院。所蔵する彦火火(ひこほほ)出見尊絵巻(県指定(絵画))は、若狭彦神社の主祭神・彦火火出見尊(でみのみことえまき)(山幸彦)と兄・海幸彦の神話を絵巻に表したもの。平安末期に後白河法皇が描かせ、若狭彦神社の所在する遠敷地区の新八幡宮に納めたと伝わる。現在は江戸時代に描かれた模本が別当寺である明通寺に所蔵されている。平安時代、宮廷の最先端の文化が若狭にもたらされていたことを伝える文化財。本堂、三重塔(国宝(建造物))は鎌倉時代の建立の県内最古の木造建造物。平安後期作の木造薬師如来坐像、木造深沙大将立像、木造降三世明王立像 (国重文(彫刻))など貴族が帰依した中世密教寺院の様相を今に伝える。
天皇や貴族に庇護された、創建を古代に遡る古刹・仏像が集積しており、奈良・京都とのつながりを色濃く示す歴史的景観を形成している。
【文責】 小浜市文化交流課
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