丹波篠山デカンショ節-民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶-STORY #010

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2025.03.27

一般

今も歌詞が増え続ける民謡「デカンショ節」 。その最新歌詞を表現するポスターを、有名写真家・浅田政志氏が撮影

兵庫県丹波篠山市発祥で、江戸時代初期から歌い継がれてきた民謡「デカンショ節」は、日本遺産にも認定されており、その歌詞は400番以上もあると言われており、さらに今もなお増え続けているのが特徴です。日本遺産認定10周年を記念し、最新の歌詞を表現したポスターが、映画「浅田家!」のモデルとなった写真家・浅田政志氏によって撮影されました。

“丹波篠山の魅力を歌う”新しいデカンショ節が生まれている!?

毎年8月15、16日には、丹波篠山市でデカンショ節に乗せて踊る「丹波篠山デカンショ祭」が開催されます。そこで歌われる「デカンショ節」は、丹波篠山の歴史や文化、風土、人々の暮らしを歌い込んだ民謡です。
毎年、新しい歌詞を募集する「デカンショ節大賞」が開催され、その時代の出来事や新たな魅力を盛り込む新たな歌詞が誕生し続けています。
浅田氏が撮影したのは、2024年のデカンショ節大賞で大賞に輝いた歌詞「丹波篠山街道歩きゃ うまい地酒と四季の食」をイメージしたポスターです。丹波篠山の豊かな食材と、魅力的なまちなみ、そしてそれらを楽しむ人たちの笑顔が一体となった、見る人の心を躍らせるような作品となっています。

撮影の舞台裏

撮影は、国の重要伝統的建造物群保存地区である河原町通りで行われました。四季折々の食材を楽しむ観光客とそれらの食材をつくりだす農家や猟師、料理人やデカンショ節を後世に伝える地元の人びとなど丹波篠山の魅力を余すことなく表現しました。
撮影に協力してくれたのは、地元の篠山鳳鳴高校写真部に所属する生徒たちと、兵庫県丹波篠山デカンショ節保存会のメンバー。撮影に参加した高校生は、「撮影が楽しかったので自然と笑顔になれました!」「出来上がった写真はとてもきれいで楽しい写真で、驚きました。」と語ってくれました。

丹波篠山を訪れてみませんか?

丹波篠山は、歴史と文化、豊かな自然、そして温かい人々が織りなす魅力的なまちです。ポスターを見た人が、丹波篠山の豊かな食やまちなみ、そして人々の笑顔に触れ、実際に丹波篠山を訪れてみたいと思うきっかけになることを願っています。

そして2025年4月からは丹波篠山国際博が開催となります。一年間市内全域でお越しいただく皆様をおもてなしします。ぜひ一度、丹波篠山を訪れて、デカンショ節に唄われる世界に触れてみてください。

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