藍のふるさと 阿波〜日本中を染め上げた至高の青を訪ねて〜STORY #081

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藍のふるさと 阿波 〜日本中を染め上げた至高の青を訪ねて〜 藍のふるさと 阿波 〜日本中を染め上げた至高の青を訪ねて〜
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みどころspot

  • 川島の浜の地蔵

    川島の浜の地蔵

    吉野川市指定有形民俗文化財 2021(令和3)年3月23日指定
    日本遺産構成文化財追加認定 2021(令和3)年7月16日認定 

     川島字城山の岩の鼻展望台の下西側の吉野川に面した麓、川島の浜(川湊)に立ち、周辺の地面の高さから基礎部分を含めて台座高が2m67cmあり、吉野川流域の台座が高い地蔵のなかでは第3位である。
     吉野川に溺死した人々の冥福を祈って供養のため、天保14年(1843)4月に建立され、以来、川湊に出入りする船の安全を見守ってきた。
     台座には、三界萬霊(過・現・未の関係者の霊を祀る碑という意味、供養塔と同じ)と題して、銘文が刻まれ、願主として、川島の有力な藍師・藍商だった姓と同じものが刻まれており、川島の浜は川島の藍師が徳島の藍市に藍玉を運ぶため船に積み込みをしていた地で、吉野川の川湊として栄えていたことから、藍玉を運ぶ船の安全を願い設置されたとも考えられている。

    徳島県吉野川市川島町川島210-33
    https://www.city.yoshinogawa.lg.jp/docs/2021070800022/

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  • 阿波人形浄瑠璃人形頭及び阿波源之丞座関連資料

    阿波人形浄瑠璃人形頭及び阿波源之丞座関連資料

    吉野川市指定有形民俗文化財 2021(令和3)年3月23日指定
     阿波源之丞座(げんのじょうざ)、深見巴龍(はりょう)・小巴龍(こはりょう)父子が阿波人形浄瑠璃の上演に用いた、人形頭(初代天狗久・天狗弁作)・人形本体・衣装・見台・丸本・床本・鼓・拍子木と興業ポスターである。
     若い頃から浄瑠璃に夢中であった深見定一(さだいち)氏(鴨島町飯尾)は、県下義太夫名人の一人として知られていた近所に住む高橋巴龍(本名嘉平)に弟子入り、第一の門弟として二代目巴龍を襲名した。阿波の伝統芸能である人形浄瑠璃の衰退を憂いていた定一氏は、せめて一座でも人形座を残したいとの思いから、昭和13年(1938)、廃業した三好郡の笹山金太夫一座を買取り、これを記念して鴨島の菊遊座(藍商の本カネマン:川真田市太郎氏が土地を提供し、本カネマン藍屋敷(現在の吉野川市民プラザ)東隣に開設)で5日間の興行を座主として取り仕切りした。その後も木偶(でこ)を買い求め、座名も「本家阿波源之丞座」と改め、昭和21年(1946)には、わずか16歳の子息利實(としざね)氏(小巴龍)が父に代わり座主となり、昭和23・24年(1948・49)には一座を率いて「四国路春の巡業」を行うなど県内外で活動している。昭和25年(1950)の天皇来県の際には徳島市の歌舞伎座での人形浄瑠璃公演に協力し、副知事から感謝状が授与された。父子2代で立ち上げ、引き継いだ阿波源之丞座であるが、昭和31年(1956)の大阪産経会館ホールでの興行を最後に一座としての活動は終了した。

    徳島県吉野川市鴨島町鴨島252-1(吉野川市民プラザ)
    https://www.city.yoshinogawa.lg.jp/docs/2021032400048/

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  • 江川遊園地跡

    江川遊園地跡

    西麻植地区の藍師兼藍商であった工藤家の近くにある西麻植駅は、工藤源助や工藤乕吉が費用の大半を負担して開設したものです。
    工藤乕吉の子である工藤鷹助は、西麻植駅の利用者が減少し、廃駅の危機に瀕すると、その存続のために、大衆の憩いの場となる施設の計画を立案しました。そして、所有地2万坪を提供し、昭和6(1931)年に江川遊園地を創設しました。
    江川遊園地は、昭和44(1969)年に吉野川遊園地に改称され、平成23(2011)年に閉園されました。現在は、吉野川医療センターになっています。

    徳島県吉野川市鴨島町知恵島120

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  • 全国名水百選 江川湧水源 江川の水温異常現象

    全国名水百選 江川湧水源 江川の水温異常現象

    江川の湧水は、1985(昭和60)年3月に環境省(当時環境庁)から、全国名水百選に指定されました。
    1954(昭和29)年8月には、「江川の水温異常現象」として、徳島県の天然記念物に指定されています。
    冬は暖かく約20℃、夏は冷たく約10℃と、年隔差が10℃もあり、一般の地下水ではみられない珍しい現象です。
    江川の湧水は、大正5年から始まった吉野川築堤により、江川が閉鎖されたことによります。
    それまでは、吉野川の一部であり本流の時代もあり、藍作地方特有の氾濫地帯でありました。
    藍玉などの荷物を運ぶ運河の役割も果たしていました。

    徳島県吉野川市鴨島町知恵島

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  • 川島神社の御神燈

    川島神社の御神燈

    川島神社は1916(大正5)年10月20日に吉野川改修工事により社地移転を余儀なくされた浮島八幡宮を中心として旧川島町内の多くの神社を合祀してできた神社です。
    入口にある御神燈の片方には、海上安全と彫られており、吉野川市鴨島町西麻植の西麻植八幡神社にも同じ御神燈があります。当地の藍商が航路の安全を祈願して奉納したものといわれています。

    徳島県吉野川市川島町川島193-1

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