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#019 政宗が育んだ“伊達”な文化

あきうのたうえおどり秋保の田植踊

  • 民俗文化財
  • 重要無形民俗文化財
  • 江戸時代
  • 宮城県仙台市

秋保の田植踊 秋保の田植踊

文化財体系 民俗文化財/重要無形民俗文化財
年代 江戸時代
所在地 宮城県仙台市

概要

湯元では、温泉に祀られている薬師堂で五穀豊穣を祈願し、田の神に奉納した手踊がはじまりであるといわれる。また、みちのく三古湯の一つにかぞえられ、付近に慈覚大師によって開かれたとされる修験の行場があり、全国より集まった法印山伏、東下りの芸人達により、今日の12種類の踊りが工夫されたといわれる。本踊は座敷田植踊であり、5月5日薬師様の祭典に踊られる。

長袋では、平家の落人が扇の舞を演じさせ喜びに興じたといういい伝えがある。記録によれば文化年間(1804~1817)秋保定盛の代に、仙台藩における家格が御一家左上座に昇進したのを祝い、仏参を兼ねて先祖の霊前で上演されたのがはじまりといわれる。

馬場では、春田植とよばれ、小正月(旧正15日)を中心に舞われ、農事の予祝とされたとみられる。花笠をとり右結びの鉢巻で、右肌抜という伊達な姿の古風な美しい踊で、手踊も付く。

ストーリーの位置づけ

正月、仙台城下で門付けしていたとされる3組(蕪・蟹・海老の田植組)のうち、蕪田植との関連が想定され、城下から庶民への広がりを表す。

【文責】 宮城県教育庁文化財課

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