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#034 出雲國たたら風土記
櫻井家住宅
櫻井家住宅は,島根県東部仁多町の南端部の山間にある。江戸前期に屋号を「可部屋」と称して鉄山業を営み,宝暦5年(1755)には鉄師株仲間の代表である鉄師頭取を松江藩より拝命し,鉄山業を取り仕切った。 本住宅は近世におけるたたら製鉄の中心地奥出雲にあって,狭隘な谷間に鉄師頭取の屋敷構え全体を伝える遺構として貴重である。
たたら製鉄で財をなした鉄師頭取の住ま い。 贅を凝らした佇まいは、往時の松江 藩主・松平不昧公の御成の際の本陣宿を つとめ、以後藩主が六度も訪れたという。 戦国の世を潜り抜けて財を築いた櫻井家 の歴史と、たたら製鉄の繁栄ぶりを物語 る建造物である。
【文責】 奥出雲町定住産業課
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