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#041 和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田
きゅうあらいはちろうしょうてんじむしょけんしゅや・おおひろまとう・ようかん旧荒井八郎商店事務所兼主屋・大広間棟・洋館
- 有形文化財
- 登録有形文化財
- 昭和時代以降
- 埼玉県行田市
- 建造物
概要
水城公園の東側に位置し、「穂国足袋」などの商標で知られた荒井八郎商店の創業者荒井八郎氏が建設したもの。事務所兼住宅、大広間棟、洋館の3棟が雁行型に並び、東手前の事務所兼住宅は、昭和元年築、木造2階建て、中央の大広間棟は、昭和7年築、木造平屋建て、西奥の洋館は昭和10年築、木造3階建ての洋館である。当時は迎賓館的な役割を果たしており、政治家でもあった荒井八郎氏と交流のある政財界をはじめ多くの人々が訪れ、足袋御殿とも呼ばれていた。
ストーリーの位置づけ
行田足袋被服工業組合の理事長を務めた荒井八郎が昭和12年(1937)に棟上した事務所兼主屋等3棟。「足袋御殿」とも呼ばれ、地域の迎賓館としての役割も果たした。現在は和牛懐石「彩々亭」の店舗となっている。
【文責】 行田市文化財保護課