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#050 きっと恋する六古窯
丹波立杭焼(作窯技法)
丹波焼における連房式登窯の導入は、近世初頭の慶長年間(1596~1615)頃と言われており、この時期を境にして穴窯から登窯へ移行したものと考えられている。窯の築造にあたってはまず適当な傾斜地が選ばれ、山の勾配が一定になるよう整地される。場所が決まると「そだて石」が運ばれ、窯の基部が造られる。次いで型を用い、日干し煉瓦の「まくら」を「そだて」の内側から積み上げてアーチを組む。その後窯壁の内外を山土で塗り、また床面も塗り固める。そして、窯室の入口を造り、天井を支える柱である「さま」や薪の投入口の「あな」を設ける。また焚き口である「火どころ」と煙の出口である「火さき」を造る。こういった過程を経て完成した窯は、その長さが40mから48mにも及ぶ。この作窯技法は、記録作成等の措置を講ずべきものとして、国の無形文化財に選択された。
丹波焼における連房式登窯の導入は、近世初頭の慶長年間(1596~1615)頃といわれており、この時期を境にして穴窯から登窯へ移行したものと考えられる。窯の築造にあたっては、まず適当な傾斜地が選ばれ、山の勾配が一定になるよう整地されます。場所が決まると「そだて石」が運ばれ、窯の基部が造られます。次いで型を用い、日干し煉瓦の「まくら」を「そだて」の内側から積み上げてアーチを組む。その後、窯壁の内外を山土で塗り、また、床面も塗り固める。そして、窯室の入口を造り、天井を支える柱である「さま」や薪の投入口の「あな」を設ける。また、焚き口である「火どころ」と煙の出口である「火さき」を造る。
【文責】 丹波篠山市観光交流部商工観光課・丹波篠山市教育委員会文化財課
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