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#055 カムイと共に生きる上川アイヌ
大雪山 ~カムイミンタラ~
「北海道の屋根」と呼ばれている大雪山は、北海道の中央に位置し、北海道の最高峰である旭岳は標高2290メートルだが、気象条件は本州の3000メートル級の山地に匹敵する。特徴は2000メートル級の山々がつらなる高原状の地形で、これだけ広大な山地は日本ではここでしか見られない。大雪山の高山植物の種類は豊富で、頂上付近のほぼ全域に美しい高山植物群落が見られ、そこには、天然記念物のウスバキチョウなどの大雪山の固有種である高山蝶や、岩場にはエゾナキウサギが生息していて、いずれも氷河時代の遺存種と言われている。日本最大の天然保護区域でもあり、学術上の価値も大変高い地域である。
360度広がる大パノラマ。万年消えることのない大雪渓。断崖絶壁から落ちる優雅な滝。天空に広がる湖。百花絢爛と咲きほこる高山植物。ここにしか生息しない美しい高山蝶。一面に広がり燃えるような紅葉。そこで神様が舞い踊る。アイヌの人々は、その美しい大雪山をカムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)と呼び、崇敬と畏敬の対象とした。石狩川が向かう場所。
【文責】 上川町産業経済課
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ヌプリコロカムイノミ
魔神の胴体ニッネカムイ・ネトパ・ケ
チセ(家)、プ(貯蔵庫)、ヌササン(祭壇)、アシンル(男性用トイレ) メノコル(女性用トイレ)
魔神の頭ニッネカムイ・サパ
神居古潭おう穴鮮 ニッネカムイ・オ・ラオシマ・イ ~魔神の足跡~
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