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#068 本邦国策を北海道に観よ!
小林酒造建造物群
小林酒造旧事務所(蔵元北の錦記念館) 1944(昭和19)年建築、鉄筋コンクリート造2階建、建築面積200㎡、寄棟造、桟瓦葺、外壁はタイル貼、1階は丸柱2本を棟通りに立て間仕切りの無い広い空間で、背面と側面に階段室を突出させている。 小林酒造一番蔵 1900(明治33)年建築・1918(大正7)年増築、煉瓦造り平屋建、切妻造、鉄板葺、キングポストトラス、酒造所最大の蔵で軒蛇腹にデンティル(軒下に連続して等間隔に配置された歯形飾り)を設けるが意匠は全体に質素である。 小林家住宅主屋 1901(明治34)年建築・1930(昭和5)年増築、木造2階建、入母屋造、鉄板葺、外壁は押縁付下見板張で2階窓に庇を設ける、室内の造作は丁寧なつくりで規模・意匠ともに秀でている。
1901(明治33)年栗山町に移転。周辺の炭鉱労働者に愛され出荷数を伸ばした。敷地内にはレンガや軟石による蔵が点在し、町の景観を形成している。
【文責】 栗山町経営企画課
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