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#069 みちのくGOLD浪漫
煙雲館庭園
仙台藩上級家臣・鮎貝家の庭園。江戸時代初期の寛文年間、仙台藩茶道頭、石州流二代目清水動閑の作庭と伝えられる。回遊式池泉庭園で、岩井崎と大島を借景とする。庭園内には日本では珍しいシダレイトスギをはじめ、数多くの樹木が配置され、素晴らしい景観をつくっている。
江戸時代、気仙沼に拠点を置いた仙台藩上級家臣・鮎貝氏の庭園。金鉱石をすり潰すのに使われた金山用の石臼が庭石として転用されています。近世金山が乱立し、古代から続く採金事業が広く根付いてきた地域だからこそ、こうした庭園が生まれました。金の採取に使われた道具類が地域の生活に溶け込んだことを示す好例と言えます。
【文責】 気仙沼市教育委員会生涯学習課
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