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#082 薩摩の武士が生きた町

かごしまじょうあと(しろやま)鹿児島城跡(城山) 

  • 記念物
  • 史跡
  • 天然記念物
  • 江戸時代
  • 鹿児島県鹿児島市

鹿児島城跡(城山)  鹿児島城跡(城山) 

文化財体系 記念物/史跡/天然記念物
年代 江戸時代
所在地 鹿児島県鹿児島市

概要

鹿児島市の城山は,城山層の上に通称シラスと呼ばれる入戸火砕流堆積物が堆積して形成されたシラス台地の南端部にあり,標高は約100mです。南北朝時代に上山氏によって山城が築かれたことから,上山城と呼ばれるようになり,その後、島津氏によって改修が施されています。江戸時代のはじめに薩摩藩の初代藩主島津家久が上山城の曲輪(くるわ)や土塁(どるい),空堀(からぼり)の大改修を施し,その麓に屋形(居館)を造営し、山城である城山と麓の屋形造りの方形居館を組み合わせた鹿児島城が築かれ,立ち入りが制限されたため、自然の森林が残りました。また,明治10(1877)年に勃発した西南戦争では,西郷隆盛を中心とする薩軍の本営となり,政府軍との城山攻防戦で最後の激戦地となったところです。

ストーリーの位置づけ

南北朝時代は上山氏の山城。シラス地形特有の地形を生かし,関ヶ原の戦いの後,麓に館を加え,鹿児島城となる。

【文責】 鹿児島県教育庁文化財課

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