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#082 薩摩の武士が生きた町
加世田麓
南さつま市にある加世田麓伝統的建造物群保存地区は,薩摩藩の旧武家屋敷群です。中世の山城周辺に形成され,自然地形にそって曲線を描く街路は近世の姿をよく留めています。近世の武家住宅をはじめ,益山用水とそこにかかる石橋,石垣や生垣などが,地形をたくみにいかして形成された麓の歴史的景観をよく伝えています。益山用水は明和5(1768)年,藩の事業として完成した幅約2m,高さ1.7mの水路で,竹田神社から益山まで約5kmあり,周辺の水田をうるおしました。この用水路沿いにある石造りの洗い場や,先のとがった石垣の角石なども加世田麓の特徴(ちょう)の一つです。
武家門,石垣,屋敷の前を流れる水路,古い屋敷が残る。
【文責】 鹿児島県教育庁文化財課
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