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#099 「葛城修験」
草谷寺
葛城・金剛山系、北山の奥にあり、役行者の開創と伝わる古刹。古来、当地に棲みついた龍を、行者が3つに切断して退治し、3つの寺を建立して頭・胴・尾をそれぞれ弔ったという伝説が残されており、この3寺を併合したのが草谷寺ともいわれる。本尊の薬師如来坐像は平安時代の作で、重要文化財。北側の境内に収蔵庫が建てられ、不動明王立像・役行者像など多数の仏像が安置されている。
縁起に役行者の創建と伝わる。平安時代作の薬師如来立像など重要文化財3躰、五條市指定文化財2躰の仏像が、収蔵庫に安置されている。その昔、村を苦しめた龍が一人の修験者に退治されて頭・胴・尾の3つが山中に落ち、それぞれに寺が建立されたという伝説があり、本寺は龍尾寺(『葛城峯中記』の辰尾寺)に当たるとみられる。
【文責】 葛城修験日本遺産活用推進協議会(和歌山県観光振興課)
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