里沼(SATO-NUMA)—「祈り」「実り」「守り」の沼が磨き上げた館林の沼辺文化−STORY #070
みどころspot
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群馬県立多々良沼公園
群馬県館林市松沼町30-10 0276-56-9978 https://tataranuma.com/ 続きを読む
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祈りの沼・茂林寺沼エリア
「祈り」は、人間の「心」をあらわします。自然とともに生きてきた先人たちは、自然への畏怖の念、自然への感謝の念を持ち、信仰という形でその心をあらわしてきました。
静かな水面とその周りに広がる湿原。
信仰の拠点となった「茂林寺沼」は自然と人間が関わり合う真の姿を感じることができます。https://sato-numa.jp/introduction/01/ 続きを読む
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実りの沼・多々良沼
「実り」は、人間が生きるための生業(なりわい)です。
沼からは魚や植物など自然の恵みが得られます。
「たたら」伝説による沼と周辺台地の自然とのかかわり方。沼の水を農業用水として利用した先人たちの努力。
多々良沼は人が大胆に自然と向き合ってきた歴史を感じることができます。https://sato-numa.jp/introduction/02/ 続きを読む
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守りの沼・城沼エリア
「守り」は、人が生きるための防衛と町や村を作るための英知の結晶です。
沼を要害として城を作り、そこから城下町へと発展してきた歴史。
地形を巧みに利用して、城沼は中世の城の攻防戦の舞台となり、近世になるとつつじの名園が歴代城主によって守られ、近代になるとつつじの花を愛でる人々が近隣から集い、沼に船を浮かべ、名産がうまれるなど、もてなしの文化へとつながってきました。https://sato-numa.jp/introduction/03/ 続きを読む
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もてなし文化のエリア
近代化による「守りの沼」の変貌は、城沼と景観を一つにしていた「躑躅ヶ崎」も大きく変えた。
それまで城主によって守られていた「躑躅ヶ崎」は、町人や村人たちの努力によって、公園「つつじが岡」として行楽地に生まれ変わり、400年前に植えられたつつじは貴重な古木群となり、名勝として甦(よみがえ)った。多くの人々が訪れるようになった沼辺には、行楽客を迎え入れるための文化が集約され、「もてなしの心」が芽生えた。https://sato-numa.jp/enjoy/ 続きを読む