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#017 国境の島 壱岐・対馬・五島
銅造如来坐像(黒瀬観音堂)
対馬市の黒瀬地区に伝わる国指定重要文化財銅像如来坐像。火災にあって本体は変形し、台座は一部をのこしている。当像は、そのような損傷を補って余りある秀抜なできばえのもので、新羅統一時代の金銅仏中最も優秀な作品のひとつにかぞえられる。
統一新羅時代(8世紀)のもので、朝鮮半島経由で伝わったとされる。地元では、女神(おんながみ)さまといわれ、安産の神様としても信仰されている。
【文責】 対馬市文化交流課
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