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#019 政宗が育んだ“伊達”な文化
大崎八幡宮
慶長12年(1607)伊達政宗によって創建された。石の間造(権現造)の典型で、本殿は桁行5間、梁間3間の入母屋造。石の間は両下造、こけら葺で、正面に千鳥破風を、向拝には見事な軒唐破風をつけている。石の間の格天井には、多数の花や薬草が描かれている。装飾の題材には、天人や摩訶羅等の仏教的なもの、猫、蝶、ぼたんを組み合わせた中国風のものなどがみられる。内外とも漆塗り、胡粉彩色が施され、彫刻、金具で飾られ、建物総体の諧調と相まって絢爛たる雰囲気をかもし出しており、桃山建築の傑作である。「慶長拾二年丁未八月十二日造立」の棟札がある。
政宗による造営。現存最古の権現造りで、総漆塗、極彩色、飾金具による豪華で流麗な桃山様式の世界が広がる。政宗の志向を表わす、伊達な文化を最も代表する建造物。
【文責】 宮城県教育庁文化財課
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