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#020 自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』
月山神社出羽神社湯殿山神社摂社月山出羽湯殿山三神社社殿(旧日月寺本堂)
登拝口の一つ「岩根沢口(いわねさわぐち)」にある、月山・羽黒山・湯殿山の三神を祀る神社。嘉慶元年(1387)後小松天皇の時代に創建。その後三度の火災に遭い、天保12年(1841)に再建。(ただし,正面の向拝は少し遅れて,安政5年(1858)に完成した。)桁行(けたゆき)約65m、梁間(はりま)約22mの長大な規模の建物。 仏堂から客殿,座敷,庫裏などの機能を,一つにあわせた類例の少ない構成の複合建築である。桁行(正面総長)が66.9メートルという破格の規模を持っている。出羽三山への登拝口の建築がほとんど失われた現在,旧日月寺本堂は,登拝口に唯一残された中心建築として,貴重な修験道の遺構といえる。
出羽三山への登拝口である「八方七口」の一つ、「岩根沢口(いわねさわぐち)」にある、月山・羽黒山・湯殿山の三神を祀る神社。宿場集落としての面影も残されている。旅人はここで祈りを捧げ、三山を目指す。
【文責】 山形県文化財活用課
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