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概要
現在でも使われる吉野の薬草を使った万病薬
ストーリーの位置づけ
「陀羅尼助」は、古くから万病に効くといわれるほど人々に注目されていました。この薬は役行者(えんのぎょうじゃ)が山中で修行する山伏(やまぶし)のために、吉野の薬草から作ったとされる和薬でした。陀羅尼助の陀羅尼は仏教の「総持」の意味で、助は救助する薬を意味し、経典にも陀羅尼経というものがあります。陀羅尼助の主原料となるキハダは漢方薬の原料としても注目を集めています。現在でも吉野で生産され、下痢止め・胃腸薬として用いられています。
【文責】 吉野町役場産業観光課











