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#036 “日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島
大三島
芸予諸島にある大三島のほぼ中央にそびえる標高436mの鷲ヶ頭山は近島第一の高さであり、全山花崗岩でおおわれている。頂上からの眺望はすばらしく、瀬戸内海国立公園の一部を構成している眼下に浮かぶ瀬戸の島々はもちろん、燧灘をこえて望まれる石鎚山。瓶ヶ森などの石鎚山脈のほか、中国山地も見わたすことができる。鷲ヶ頭山の麓にある安神山は奇岩・断崖の峻険の地が多く、また足下に広がる台(うてな)ダムは県下唯一の離島ダムで、同島の景観を雄大にしている。
村上海賊が本拠を置いた芸予諸島の多島美を象徴する景観が残り、村上海賊が氏神として崇めた大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)が鎮座する。
【文責】 今治市文化振興課
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