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#036 “日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島

おおやまづみじんじゃのぶんかざい大山祇神社の文化財

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大山祇神社の文化財 大山祇神社の文化財

文化財体系 有形文化財/重要文化財/記念物/天然記念物
年代 平安時代
鎌倉時代
南北朝時代
室町時代
安土・桃山時代
所在地 愛媛県今治市
分野 建造物
書跡・典籍
古文書

概要

大山祇神社は、瀬戸内海の多島美を象徴する芸予諸島の大三島に位置し、伊予国一宮であるほか、日本総鎮守と称され全国の三島神社や大山祇神社の総本社で、古くから山の神、海の神、戦いの神として信仰され、朝廷や武将からも尊崇を集めていた。本殿、拝殿のほか、武将が戦勝祈願や御礼に奉納した武具甲冑など数多くの文化財が残っており、調査研究の結果、国がその価値、重要性を認め文化財指定を行い保護しているものが85件(国宝8点、重要文化財76件、国天然記念物1件)、愛媛県が価値を認め県指定文化財に指定し保護しているものが8件(有形文化財6件、記念物1件、無形民俗文化財1件)あり、中でも甲冑類は全国の国宝、重要文化財の約4割を有し、全国の神社に類例を見ない一大宝庫となっている。

ストーリーの位置づけ

村上海賊ら海の武将たちは、境内にクスノキが群生する荘厳な雰囲気が漂う大山祇神社を氏神として崇め、武運や海上交通の安全を祈った。名高い武将らが奉納したとされる武具・武器類の中に、村上海賊の武将もその名を連ねる。鎌倉末期の巨大な宝篋印塔は、尾道の大工念心(ねんしん)の銘が刻まれ、職人たちの活発な南北の交流を見ることができ、このような芸予諸島の紐帯関係を背景に、村上海賊がこの地で台頭したと考えられる。

【文責】 今治市文化振興課

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