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概要
豊臣秀吉が京都の聚楽第に後陽成天皇と正親町上皇の行幸を仰いだ際に使用した鳳輦の車を、加賀前田家初代利家に下賜し、それが2代利長に伝わり、高岡開町の際に町民に与えたことがはじまりとされる。7基の御車山には彫金・漆工など高岡の伝統工芸の粋を集めた豪華な装飾が施されている。
ストーリーの位置づけ
高岡御車山は7基の山車で構成され、形式は二番町の車輪が2輪であることを除き、ほぼ酷似している。増減を許すことなく現代まで7基であり、高岡金工漆工の粋を集めた総合作品として高い美術工芸的価値を有するものである。
【文責】 高岡市教育委員会文化財保護活用課