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#050 きっと恋する六古窯
瀬戸窯跡、小長曽陶器窯跡
もともと 14 世紀末葉から 15 世紀初頭に操業した窯ですが、その存在は古くから知られていたようで、江戸時代の『東春日井郡赤津村絵図』には窯場として「小長ソ」の名が記され、天明 8 年(1788) に完成した『張州雑志』には「藤四朗藤九郎時代古窯地名」の一つとして紹介されています。また、同書には「平・小長曽の窯元禄 12 年(1699) 、(藩主の) 命ありて彦九郎これを焼く」と記されていることから、室町時代の窯を江戸時代に再利用したことが明らかにされています。現在、本窯跡は国の史跡に指定され、窯体は覆屋で保護されています。
瀬戸市内では、平安時代から今日に至るまでの窯跡が885基確認されています。 窯跡の中には、盗掘などによって破壊されてしまったり傷ついているものが多くなっているのですが、「小長曽陶器窯」は一番保存状態の良いものです。 「小長曽陶器窯跡」は、室町時代に「古瀬戸」を生産した窯跡で、優れた茶入などが発掘され、工房のろくろ跡も残っていて、やきものを生業とする室町時代の陶工が作陶する姿が目に浮かびます。
【文責】 瀬戸市役所ものづくり商業振興課
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