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#050 きっと恋する六古窯
瀬戸窯跡、瓶子陶器窯跡
赤津川の左岸にある、標高 195m~ 210mの丘陵斜面に構築されています。17 世紀中葉~末葉にかけて操業した窯体 2 基と工房跡、失敗品を捨てた物原が発掘調査によって確認されています。 2 基の窯体のうち 1 基は江戸時代の代表的な窯である連房式登窯、もう1 基は戦国時代の大窯と連房式登窯を連結させた特殊な窯であることが明らかにされています。また、本窯跡からは尾張藩士の名が書かれた陶片「付け札」が多数出土しており、藩士の注文品を生産していた窯として注目されています。現在、国の史跡に指定されています。
「瓶子陶器窯跡」のある瀬戸市の赤津地区は、その山間部で鎌倉時代から戦国時代にかけて「古瀬戸」と呼ばれる施釉陶器や山茶碗を焼いた窖窯・大窯が数多くみられます。 「瓶子陶器窯跡」は、瀬戸時代の陶器窯跡で、茶陶の一つである「茶入」が焼かれた窯として知られ、また窯の経営には、尾張藩が強く関わってきた資料も見つかっています。 静かな山の中にひっそりと隠れるようにある瓶子陶器窯跡では、当時の窯業形態をはじめ、尾張藩の茶の湯、茶陶の世界での瀬戸の地位も垣間見ることができます。
【文責】 瀬戸市役所ものづくり商業振興課
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