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#052 関門“ノスタルジック”海峡
旧大連航路上家
建物のデザインは、幾何学模様を取り入れたアール・デコのデザインです。外部の回廊には、かつて桟橋と直結していたゲート状の形跡が残っており、チケットブースには、往時の用途が流行の字体と陽刻で記録されています。また、ガラスブロックや鉄筋コンクリート技術など実験的な技術が採用されています。大規模な整備事業によって、市民の憩いの場に生まれ変わりました。
中国・大連をはじめ、世界を結ぶ航路の中枢として、建てられた国際旅客ターミナル。昭和4年(1929)竣工。
【文責】 北九州市市民文化スポーツ局文化企画課
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