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#052 関門“ノスタルジック”海峡
バナナの叩き売り
バナナの叩き売りは関門地域で発展しました。船中で熟してしまい輸送が困難な不良品をいち早く売りさばくために生まれた「伝統芸能」です。売り手が軽妙な口上で客を寄せ、アシスタントが合いの手を入れながら売ります。戦時中に一度途絶えましたが、地元住民の努力で昭和51年(1976)に復活しました。現在は「門司港バナナの叩き売り連合会」によって歴史や口上が伝承されています。
日本郵船による台湾航路が確立したことにより、安定して大量のバナナが関門港に輸入されるようになった。軽妙な売り口上による、露天取引は、「バナナの叩き売り」として定着し、現在も、関門の風物詩となっている。
【文責】 北九州市市民文化スポーツ局文化企画課
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