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#064 「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま
鬼城山(鬼ノ城)
総社平野の北にそびえる標高約400mの鬼城山山頂付近に築かれた古代の山城です。7合目~8合目にかけて、約2.8kmにわたる城壁が取り巻き、城壁には4つの門と6つの水門が付設されています。その内部からは、建物や倉庫群・水場・のろし台、鍛冶工房などが発見されています。鬼ノ城は、『日本書紀』などの歴史書にその名がみられないことから、築造時期が不明な謎の城でしたが、発掘調査成果から、7世紀後半に造られた可能性が高くなっています。鬼ノ城には吉備津彦命に退治された百済の王子:温羅(うら)が住んでいたといわれ、温羅伝説の発祥の地でもあります。
温羅伝説の中では、温羅の居城と伝えられているが、実は城内面積約30haに及ぶ巨大な古代山城。門や角楼などが復元されている。
【文責】 総社市観光プロジェクト課
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