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#068 本邦国策を北海道に観よ!

きゅうてみやてつどうしせつ旧手宮鉄道施設(機関車庫三号) 

  • 有形文化財
  • 重要文化財
  • 明治時代
  • 大正時代
  • 昭和時代以降
  • 北海道小樽市
  • 建造物

旧手宮鉄道施設(機関車庫三号)  旧手宮鉄道施設(機関車庫三号) 

文化財体系 有形文化財/重要文化財
年代 明治時代
大正時代
昭和時代以降
所在地 北海道小樽市
分野 建造物

概要

機関車庫三号
1885(明治18)年に竣工した現存する日本最古のレンガ造機関車庫。レンガはフランス積み。1960(昭和35)年に当時の国鉄により北海道最初の鉄道記念物に指定され保存され、北海道鉄道記念館として活用が決定された。
転車台
蒸気機関車の方向を転換するための装置。現存するものは18.8mで、1919年(大正8)年に横河橋梁製作所が製造した。八幡製鉄所製の鋼材を使用している。
機関車庫一号
1908(明治41)年に竣工した機関車庫。レンガはイギリス積み。現在はアイアンホース号が格納されている。
貯水槽
多量の水を必要とする蒸気機関車に水を補給するための施設。明治末から大正初期の竣工と推定。レンガ積みの構造物の上部に水槽を載せている。
危険品庫
1898(明治31)年頃に建造された石造倉庫で、塗料や石油類など引火性の強い物品の保管庫に使用された。数少ない、北炭時代の建造物としても貴重。
擁壁
1912(明治45)年から使用されていた石炭積出のための高架桟橋に至る線路の路盤を支えたレンガ積みの壁。高架桟橋は1944(昭和19)年に廃止されたが、約85mの擁壁がいまも残る。高架桟橋関連の構造物として現存唯一の貴重な遺産。

ストーリーの位置づけ

幌内鉄道の基点となった手宮には、車両整備などのため様々な鉄道関連施設が設置された。手宮地区は海陸交通の接点として重要な位置を占めていた。

【文責】 小樽市観光振興室

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