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#069 みちのくGOLD浪漫
中尊寺金色堂
中尊寺創建当初の姿を今に伝える建造物で奥州藤原氏初代清衡公によって上棟されました。中尊寺の堂塔の中でも特に意匠が凝らされ、極楽浄土の有様を具体的に表現しようとした清衡公の切実な願いによって、往時の工芸技術が集約された御堂です。
「みちのく」の砂金をもとに築かれた皆金色の仏堂。金の加工はもとより、国内外産の物産をふんだんに使い当時の装飾技術をあますことなく使っています。造営主である奥州藤原氏は、財力を誇示するためではなく、争いのない平和で平等な世を願う理想郷を厳かな光を放つ「金」で表現しました。「黄金の国ジパング」に記載された「黄金の宮殿や民家」のモデルとなったと言われています。
【文責】 平泉町観光商工課
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