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#074 1300年つづく日本の終活の旅
石山寺 本堂
瀬田川のほとり、標高約239メートルの伽藍山の麓。国宝の本堂は天然記念物である硅灰石の上に建つ。「石山寺縁起絵巻」によると、聖武天皇の勅願により、東大寺大仏造立の指揮をとった高僧、良弁僧正が創建した。本尊は像高約5メートルの木造で、自然石の上に据えた蓮華台に鎮座する二臂の如意輪観音。重要文化財に指定され、33年に一度、また、新天皇即位の際にのみ開帳され、普段、厨子は勅封によって堅く閉じられている。紫式部が「源氏物語」の構想を練った寺と伝わり、他にも、藤原道綱母、和泉式部、清少納言、菅原孝標の女など、歴史的文学作品を残した多くの女性が石山寺を訪れた。広い境内では四季折々の花が楽しめ、春は、約400本もの梅、約600本もの桜をはじめ、キリシマツツジ、ミツバツツジ、フジ、シャクナゲ、ヤマブキ、シャガなどが次々と開花する。また、平安時代より月の名所として知られ、毎年中秋の名月に合わせて「秋月祭」が開催される。
西国第13番札所。
【文責】 大津市観光振興課
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