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#080 知ってる!?悠久の時が流れる石の島
大飛島遺跡
旧飛島小・中学校の校庭にある遺跡。古代に、海上交通の安全を祈願した祭祀跡。 昭和37年(1962)、校庭に鉄棒を設置しようと地面を掘っていたところ、銅鏡・銅鈴・銅銭・土器類などが出土して偶然発見された。その後、何度か発掘調査が行われ、大きな岩の周りで「まつり」が行われていたことが判明した。特に、奈良~平安時代の出土品には、全国的にみても貴重な品々が含まれており、中央朝廷が祭祀に関与していた可能性が高い。遣唐使の航海の無事を祈る祭祀だったのかもしれないといわれる。
《石と共に生きる 生活文化》 大飛島の砂洲の付け根にある巨石群は,奈良・平安時代に信仰の対象となり,都びとたちによって数々の宝物が捧げられた。 遣唐使などの航海の無事を祈った祭祀跡といわれる。古代の巨石信仰を物語る遺跡。
【文責】 笠岡市商工観光課
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