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#082 薩摩の武士が生きた町

さめしま(たけし)けじゅうたく鮫島(健志)家住宅 

  • 有形文化財
  • 登録有形文化財
  • 明治時代
  • 鹿児島県南さつま市
  • 建造物

鮫島(健志)家住宅  鮫島(健志)家住宅 

文化財体系 有形文化財/登録有形文化財
年代 明治時代
所在地 鹿児島県南さつま市
分野 建造物

概要

南さつま市の加世田麓(ふもと)地区にある鮫島家住宅主屋は,明治後期に建てられ,平成10(1998)年に改修されています。主屋は座敷棟と台所棟からなる分棟型の住宅で,木造2階建になっています。台所棟は切妻造(きりづまづくり),座敷棟は東側が入母屋造(いりもやづくり),西側は切妻造で,桟瓦葺(さんかわらぶき)で,上屋を大壁として漆喰(しっくい)で塗(ぬ)っています。開放的な座敷など,地域的特色を伝える近代住宅です。

ストーリーの位置づけ

加世田麓の明治後期(35年頃)築造の武家住宅。鮫島家は農園・漁業などの事業や南薩摩銀行を創業した。江戸期の武家屋敷の造りを受け継いでおり,石垣や生垣は当時のものが残る。

【文責】 鹿児島県教育庁文化財課

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