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#005 海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群
脇袋古墳群(上ノ塚古墳・西塚古墳・中塚古墳)
西塚古墳(国史跡)、上ノ塚古墳(国史跡)、中塚古墳(国史跡)からなる。古墳群の背後に膳部(ぜんぶ)山があり、膳臣との関係がうかがえる。 また、膳部山上には、地元料飲食業者が昭和60年「膳(かしわで)神社」を建立。
北川に沿って、脇袋古墳群、天徳寺古墳群、日笠古墳群と3つの首長古墳群を形成する他、北川の支流である鳥羽川流域にも首長に準じる規模の古墳が分布している。西塚古墳からは朝鮮半島との交流を示す副葬品が出土している。首長墳については、前方後円墳及び大型円墳の形態をとり、奈良時代、若狭を支配した膳臣(かしわでのおみ)一族が被葬者であると推定されている。膳臣は天皇の食を司る役を担った一族であり、御食国の原点を示す史跡。
【文責】 小浜市文化交流課
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