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#099 「葛城修験」
加太春日神社
天正年間(1573~1592)に羽柴秀長の家臣 桑山重晴によって現在の場所に移転したといわれ、桑山氏により社殿が造営された。友ヶ島を行場としていた役行者が勧請して守護神としたとも伝わる。そのため現在でも毎年4月、聖護院門跡が大勢の山伏僧と共に参拝されている。
役行者が友ヶ島を行所として開いたとき、守護神としたことから、葛城修験の行者が必ず立ち寄り、正式参拝を行う。現在の本殿は戦国時代末に建てられ、海浜の神社らしく伊勢海老などの彫刻がみられる。
【文責】 葛城修験日本遺産活用推進協議会(和歌山県観光振興課)
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