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#099 「葛城修験」
神野阿弥陀堂
かつらぎ町北西の山間部にある神野地区で、地域住民が守ってきた神野阿弥陀堂。貞享3年(1686)年の建築とされ、阿弥陀如来や四天王などの仏像、曼荼羅(まんだら)や法具なども安置されされている。堂内には、ここを訪れた修験者たちによる墨書が残されており、葛城山中で修行中の修験者が本堂で里人と交流し、茶を酌み交わしたと伝わる。
聖護院宮を迎え入れた際、阿弥陀堂の前で茶を酌み交わした。堂内には護摩札が、また建物自体にも葛城修験関係と目される墨書が残されている。
【文責】 葛城修験日本遺産活用推進協議会(和歌山県観光振興課)
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