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日本遺産構成文化財であり、伊勢原市の指定文化財でもある「大山こまの製作技術」が、文化庁長官により「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されました。
大山こまは、大山の木材を利用して木地師が生産した木工品のひとつで、大山詣りの代表的な土産物です。
大山詣りが盛んになる江戸時代中期には、家内安全、商売繁盛を呼び込む縁起物として参拝者が買い求め、また、御師が配札時に土産物として講へ配ったことで一層人気となりました。
明治時代以降も、大山詣りの代表的な土産物として定着し、戦後に木工品の生産が減少していくなかでも、大山こまだけは生産が続けられました。
彩色や心棒のつくりに地域的特色が顕著にみられ、基本的には朱、紫、藍の3色に塗り分けられています。職人によって若干の違いはありますが、どれも回すとこの3色が美しく調和します。心棒は、根本が細く、先端に向かって太くなるように削り出されます。これは「寿命独楽(いわゆる喧嘩独楽)」という遊びをする際、他の独楽がぶつかっても倒れにくくするための工夫であるとされます。
現在は職人も少なくなりましたが、こま参道の店舗をはじめとして製作・販売が続けられており、市内の子どもたちを中心に多くの人に親しまれています。
また、伊勢原市ゆかりの特産品や土産物・伝統工芸品をアピールし、まちのPRを目指すブランド「伊勢原うまいものセレクト」にも選ばれています。
大山こまは、大山の木材を利用して木地師が生産した木工品のひとつで、大山詣りの代表的な土産物です。
大山詣りが盛んになる江戸時代中期には、家内安全、商売繁盛を呼び込む縁起物として参拝者が買い求め、また、御師が配札時に土産物として講へ配ったことで一層人気となりました。
明治時代以降も、大山詣りの代表的な土産物として定着し、戦後に木工品の生産が減少していくなかでも、大山こまだけは生産が続けられました。
彩色や心棒のつくりに地域的特色が顕著にみられ、基本的には朱、紫、藍の3色に塗り分けられています。職人によって若干の違いはありますが、どれも回すとこの3色が美しく調和します。心棒は、根本が細く、先端に向かって太くなるように削り出されます。これは「寿命独楽(いわゆる喧嘩独楽)」という遊びをする際、他の独楽がぶつかっても倒れにくくするための工夫であるとされます。
現在は職人も少なくなりましたが、こま参道の店舗をはじめとして製作・販売が続けられており、市内の子どもたちを中心に多くの人に親しまれています。
また、伊勢原市ゆかりの特産品や土産物・伝統工芸品をアピールし、まちのPRを目指すブランド「伊勢原うまいものセレクト」にも選ばれています。
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