お知らせnews

2019.12.13

その他

「日本遺産の日」等について


文化庁及び日本遺産連盟(※1)は,国民の皆様の日本遺産に対する理解と関心を高めることを目的として,2月13日(※2)を「日本遺産の日」とすることにしましたので,お知らせします。


また,「日本遺産の日」を記念したシンポジウム(※3)を下記のとおり開催しますので,併せてお知らせします。


さらに,日本遺産の新規認定の募集については,令和2年度の新規認定の募集をもって当面最後とします。(※4)



1.日  時:令和2年2月13日(木)

2.会  場:有楽町よみうりホール



(※1)日本遺産連盟は,全国各地の日本遺産認定地域等から構成する団体であり,日本全国に点在する日本遺産のストーリーを国内外に向けて積極的に情報発信するなど,文化庁等とも連携しながら日本遺産のブランド力向上を図ることを目的に設立された団体です。

(※2)日本遺産は,地域の活性化として観光振興を推進することも主な目的としていることから,GWや夏休みの旅行先の候補選びに宣伝効果の高い時期である2月に絞り,親しみやすさ,覚えやすさから「にほん(2)いさん(13)」としました。

(※3)2月13日に開催されるシンポジウムの時期に合わせ,日本遺産認定地域によるPRブースや体験ブースの出展を一定期間開催することにより,日本遺産の魅力を広く発信することにしています。詳細な内容等については,追ってお知らせします。

(※4)日本遺産については,2020年度までに100件程度の認定を目指し,これまでに83件が認定されています。本日から令和2年度の日本遺産新規認定の募集を開始しましたが,今回をもって新規認定の募集は当面最後とします。



「日本遺産の日」に関する共同宣言


我が国には有形・無形の優れた文化財が各地に数多く存在しており、これらを活用して地域の活性化や観光振興を図るためには、地域が主体となって、魅力ある文化財群を総合的に整備・活用し、国内外へ積極的に発信していくことが重要です。


このため、地域の歴史的魅力や特色を通じて地域の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として認定し、ストーリーを語る上で不可欠な文化財群を総合的に活用する取り組みを平成27年から推進しているところです。


「日本遺産」の認定開始から5年目を迎え、これまでに83のストーリーが認定されるなど、「日本遺産」の取り組みは全国に広がりを見せており、また、文化財の活用を通じた地域の活性化や観光振興に関する成果も各地で現れつつあります。


文化庁及び日本遺産連盟は、今後、さらに国民の皆様の「日本遺産」に対する理解と関心を高めるとともに、各地域における取り組みのより一層の充実を図るため、2月13日を「日本遺産の日」とすることをここに宣言します。


令和元年12月13日

文  化  庁

日本遺産連盟



■文化庁の報道発表

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