日本茶800年の歴史散歩STORY #009
みどころspot
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和束町石寺の茶畑
和束川を挟んで位置する石寺と撰原の茶畑は、谷底を通る主要道路からは見えませんが、集落を上がっていくと想像もできないような素晴らしい山なり茶園の景観が広がります。山裾の茶農家などが密集する集落の中に茶工場も点在しています。
相楽郡和束町石寺 続きを読む
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海住山寺
山城最多の茶生産地和束町は、鎌倉時代に海住山寺にいた高僧・慈心上人が明恵上人から茶の種子を受け取り、鷲峰山の麓の「原山」に栽培したのが始まりといわれています。寺の五重塔は国宝で、他にも文殊堂や十一面観音立像など重要文化財も多数有しています。
木津川市加茂町例幣海住山境外20 0774-76-2256 http://www.kaijyusenji.jp/ 続きを読む
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流れ橋と両岸上津屋・浜台の「浜茶」
「碾茶」栽培には砂地が向いていることから、木津川では川を挟んで両岸に茶畑が広がりました。時代劇のロケ地として有名な「流れ橋(上津屋橋)」がある地域は、昔は上津屋村として一つの共同体を形成し、一体となって茶栽培に取り組んできました。
八幡市上津屋宮前川端 続きを読む
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永谷宗円生家
永谷宗円は、1738年、新芽の茶葉を蒸し、焙炉(ほいろ)の上で手で揉み、乾燥させるという日本固有の宇治製法「青製煎茶製法」を編み出し、色・香り・味ともに優れた「煎茶」を誕生させました。日本煎茶の祖である宗円の生家には焙炉跡が当時のまま残されています。
宇治田原町湯屋谷空廣 0774-88-6638 http://ochanokyoto.jp/spot/detail.php?sid=299 続きを読む
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石清水八幡宮
全国屈指の厄除け神社として有名な石清水八幡宮は、昔から名将が参拝に訪れていた神社で必勝祈願のご利益もあるそう。南北朝時代の大小様々な戦い、羽柴秀吉と明智光秀の天王山の合戦などで知られる政治上の重要な拠点でもありました。
八幡市八幡高坊30 075-981-3001 http://www.iwashimizu.or.jp/top.php 続きを読む