尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市STORY #014

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2024.03.13

一般

路地の先にあったのは

~箱庭的都市に静かに息づく尾道の魅力~

広島県尾道市の路地 広島県尾道市の路地

古くから港町として栄えた広島県尾道市は、限られた生活空間に多くの寺社や住宅、銀行街が立ち並ぶ、歴史の趣を今に残す「箱庭的都市」です。
「寺社仏閣」「坂」「レトロ・ノスタルジック」「猫」・・・様々な魅力がある街ですが、今回はそれらをつなぐ「路地」にフォーカスをあててみました。

久保八幡神社 久保八幡神社

尾道といえば寺社仏閣。
まずは久保八幡神社に行ってみました。
今回は神社の表側からではなく、裏路地から境内へと向かいます。

松の大木の祠 松の大木の祠

裏路地から入ってすぐの場所にあった松の大木の祠。
「祠をくぐり、大願成就をまつ」とのこと。
「猫除けを外して祠をくぐって下さい」という注意書きがあり、尾道らしさを感じます。

茅の輪(ちのわ) 茅の輪(ちのわ)

境内へ向かうと、立派な茅の輪(ちのわ)が!街を歩いたのが1月だったので、「年越の祓」の茅の輪が残っていたのかもしれません。

伸びをしている狛犬 伸びをしている狛犬

ぐぐーっと伸びをしている狛犬に別れを告げて、JR山陽本線の山側、通称「山手地区」へ向かいます。

タクシーが通るのがぎりぎりな狭い道 タクシーが通るのがぎりぎりな狭い道

「山手地区」に行きすがら、出会ったものを紹介します。
路地ですれ違ったタクシー。尾道のタクシーは、狭い道もお手の物。

レンガの祠 レンガの祠

木製ベンチの近くにレンガで積まれた窯のようなものが。
覗き込んでみると、中は祠になっていました。

昔ながらの商店 昔ながらの商店

路地の中に突然現れた昔ながらの商店。
地域の生活を支えています。

建物の間の路地 建物の間の路地

この先には何があるんだろう。
気づいたらカメラを向けていました。

山手地区の細い路地 山手地区の細い路地

「山手地区」へとやってきました。
細い路地と坂が続きます。

山手地区の細い路地 山手地区の細い路地

猫の集会 猫の集会

高台まで登ったところで、猫の集会に遭遇しました。
ふらりと1、2匹歩く姿はよく見ますが、数匹が集まっているところに遭遇するのは珍しいような気がします。
これも何かの縁でしょう。
次の目的地を「猫の細道」に決めました。

猫の細道 猫の細道

奥へ奥へと進み、「猫の細道」にたどり着きました。
「猫の細道」は作家の園山春二先生が丸い石に描かれた「福石猫」をこの路地に置き始めたことで、「猫の細道」と呼ばれるようになりました。

猫の絵を描いた石 猫の絵を描いた石

どこを見ても猫、猫、猫。
上の方から、「にゃーん」という鳴き声が聞こえたので、屋根の上から観察されていたのかもしれません。

商店街 商店街

猫の細道を抜けて、商店街へやってきました。
街灯がともり始めたことで、独特な雰囲気が辺りを包みます。

お店とお店の間の細い路地 お店とお店の間の細い路地

お店とお店の間の細い路地の先に「赤いモノ」が見えます。
あれは何でしょうか。

小さな鳥居 小さな鳥居

そこにあったのは、手入れの行き届いた小さな鳥居でした。
どうしてこんなところにあるのでしょう。とても不思議です。

レンガ造りのトンネル レンガ造りのトンネル

路地の先にあるものは、来訪者の有無に関わらず、日常の中にひっそりと佇んでいます。
迷路のように張り巡らされた尾道の路地を、一度歩いてみませんか?日本遺産尾道市のHPには、路地を散策するモデルコースを掲載していますので、まち歩きの参考にしてみてはいかがでしょうか。
日本遺産尾道市 URL:https://nihonisan-onomichi.jp/

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