明治貴族が描いた未来〜那須野が原開拓浪漫譚〜STORY #058

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旧青木家那須別邸 明治貴族が描いた未来 明治貴族が描いた未来
山縣有朋記念館 明治貴族が描いた未来 明治貴族が描いた未来
松方別邸 明治貴族が描いた未来 明治貴族が描いた未来
千本松牧場 明治貴族が描いた未来 明治貴族が描いた未来
大山参道 明治貴族が描いた未来 明治貴族が描いた未来

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  • 旧青木家那須別邸

    旧青木家那須別邸

    この建物は、青木農場を開設した青木周蔵(あおきしゅうぞう)(山口県出身、明治時代のドイツ公使・外務大臣、子爵)の那須別邸として、明治21年(1888)に建築されました。当初は中央の2階建ての部分だけでしたが、明治42年(1909)に増築し、ほぼ現在の形となりました。地域の人々から青木邸と呼ばれ、親しまれてきました。
    設計者はドイツで建築学を学び、七十七銀行本店や台湾鉄道ホテル等の設計をした松ヶ崎萬長(つむなが)です。この青木邸は、わが国に残る萬長の唯一の作品で、軸組や小屋組にドイツ様式の構法を採用し、外壁に鱗形のスレートを用いるなどの特徴をもつ貴重な近代建築です。

    平成初年、別邸は栃木県に寄贈されました。県では平成8年(2006)から解体調査を行ない、同10年3月に元の位置から南東側約50メートルに移転して復元・改修したものです。そして、道の駅「明治の森黒磯」の一施設として一般開放されるようになりました。

    【開館時間】
    【夏期 4月から9月まで】午前9時から午後5時30分
    【冬期 10月から3月まで】午前9時から午後4時30分

    【休館日】
    【5月から10月】5月7日、7月9日、9月3日
    【11月から4月】毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)及び12月29日から1月3日まで

    【観覧料】
    【大人】200円
    【小中学生】100円
    ※毎月第3日曜日の「家庭の日」は、小中学生の入館料が無料となります。
    ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方で、手帳の提示があった場合は、入館料が無料となります。
    (手帳に第1種、第1級の記載がある方については、同伴者1名も無料となります)

    0287-37-5419
    http://www.city.nasushiobara.lg.jp/44/001687.html

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  • 松方別邸

    松方別邸

    松方正義(公爵・内閣総理大臣)が自身の農場内に、明治36年(1903)に建てた別荘です。現在も広大な敷地を擁する千本松牧場内にあり、当時の姿を色濃く残しています。
    ※ 外観のみ見学可能

    http://www.senbonmatsu.com/history/

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  • 乃木希典那須野旧宅

    乃木希典那須野旧宅

    乃木将軍として今でも親しまれている乃木希典は、明治24年(1891)、石林の地に約14ヘクタールの土地を求め、静子夫人の叔父(旧薩摩藩士・吉田清皎)が所有してい土地と家屋を譲り受けた。
    当初は住宅1棟と納屋があったが、同25年(1892)、乃木将軍は自ら設計して農家風の質素な別邸を建てた。栗の木の板を小さく切って重ねた栗小羽葺き(後に瓦)平屋で、延べ面は約189平方メートルであるが、この建物は間取り寸法を関西間風で建てられているため、それによる建坪は53坪で、関東間に換算すると約57坪となる。土間と囲炉裏があり、畳の部屋は8畳間が3つ、6畳間が変形6畳を含めて3つ、その他物置場・屋根裏部屋等がある。

    乃木将軍は生涯に4度の休職をしたが、別邸を建ててからは休職中(のべ48か月)の多くをこの別邸で過ごし、晴耕雨読の生活を送り、村人とも親しく交わったという。別邸は平成2年(1990)に焼失し、同5年(1993)3月に復元された。

    ※見学は無料(内部公開は行っておりません)。乃木神社の方に駐車場あり。

    栃木県那須塩原市石林820
    0287-37-5419
    http://www.city.nasushiobara.lg.jp/44/001770.html

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