日本海の風が生んだ絶景と秘境-幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」STORY #078
みどころspot
-
若桜鉄道(わかさてつどう)
日本遺産構成文化財:若桜鉄道若桜駅本屋及びプラットホーム、転車台ほか計23件
杉材や木炭の輸送路として、昭和5年に開業した鉄道。木造の駅舎群や石積みのプラットホーム、橋梁、「雪覆(ゆきおおい)」と呼ばれる山から線路への落雪を防ぐトンネル、流雪溝などが開業当時のまま残る。終着駅(若桜)では、手動式の転車台で蒸気機関車を転回する体験等を行っている。
関連:若桜鉄道株式会社鳥取県八頭郡若桜町、八頭町 0858-82-0919 https://wakatetsu.co.jp/ 続きを読む
-
仮屋通り(かりやどおり)
家の庇を道路側に1.2m伸ばし、風雨や積雪の時にも軒下を通れるようにしたアーケード。雪と共存する生活の知恵として、現在も活用されている。
通りに沿って流れる水路は防火用水や生活用水、流雪路の役割も持つ。
通り一帯が、国土交通省が進める「夢街道ルネッサンス」の「若桜清流通り」に認定されているとともに、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。鳥取県八頭郡若桜町 http://kanko.town.wakasa.tottori.jp/search/watch/culture/kariya/ 続きを読む
-
木島家住宅(きしまけじゅうたく)
明治18年の大火を機に、若桜宿の復興計画として定めた「宿議決書」に基づき、明治20年に建築。典型的な仮屋を持つ建築で、現在は休憩・交流処として活用されている。
木島家住宅を改装した「休憩交流処かりや」内に「とんかつ新(あらた)」があり、若桜町吉川で育てられた吉川豚のとんかつを中心とした豚肉料理が楽しめる。
関連情報:「とんかつ新」(以下URL)〒680-0701鳥取県八頭郡若桜町若桜298 https://www.tukushinbo.jp/arata.html 続きを読む
-
蔵通り(くらどおり)
積雪に耐える瓦を葺いた白壁、下見板張りの土蔵が約300mにわたり連なる。明治18年の大火を機に、住民主導の都市計画に基づき整備され、妻入の土蔵が立ち並ぶ景観は、通りに落雪しない配慮によるものといわれる。
令和3年に通り一帯が、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。鳥取県八頭郡若桜町 http://kanko.town.wakasa.tottori.jp/search/watch/culture/kura-st/ 続きを読む
-
不動院岩屋堂(ふどういんいわやどう)
杉の大木の間から覗く天然の岩窟に佇む舞台造りの建造物で、南北朝時代の建立とされる。豪雪が雪解け水となり、岩を浸食したことで形づくられたとされる岩窟を、先人は神仏の宿る場所として利用した。
鳥取県八頭郡若桜町 http://www.town.wakasa.tottori.jp/?page_id=60#hudou 続きを読む